美肌を作るためには、食事からの栄養が何よりも欠かせません。
いくらスキンケアを頑張っていても、栄養が摂れていなければ肌を輝かせることはできないのです。

今回は、どんな栄養素が必要なのか、どのような食品をどの程度食べれば良いのか、詳しくご紹介します。

美肌を作るのは、肌だけではなく体の健康も作ってくれる栄養素です。
美肌を作る3つの栄養素とオススメの食材を紹介します。

美肌を作るうえで、絶対に欠かすことのできない栄養素が「たんぱく質」です。
皮膚組織はたんぱく質でできているので、いくらビタミンやミネラルだけを摂取していても、美肌になることはできません。

また、肌のハリを保つコラーゲンは、食事から得たたんぱく質を原料にして体内で作られます。
化粧品でコラーゲンを補うのも良いですが、たんぱく質を食べると、より効率が良く美肌を作ることができるでしょう。

・たんぱく質補給に適した食材
たんぱく質は大豆にも豊富に含まれていますが、肉や魚にもたくさん含まれています。
肉や魚はアミノ酸が豊富なため、美肌を作る材料として適しているので、積極的に摂取すると肌に栄養が行き届きやすくなります。

なお、たんぱく質の摂取量の目安は、1日当たり「体重×1.0g」です。
女性の場合、鶏のささみなら1日4本くらいが適量になります。
とは言え、さまざまな食品から摂るのが望ましいので、色々組み合わせて食べるようにしましょう。

脂質を摂取すると太ってしまうからと、摂取を避けてしまう女性が多くなっています。
しかしこれこそ、乾燥肌を助長する原因となってしまうのです。

適度な脂質は肌の潤いや弾力を保つ役割を担っているので、美肌のためには欠かすことのできない栄養素と言えるでしょう。

・質の良い脂とは
脂質も大切とは言え、どんな脂でも良いというわけではありません。
健康のためには肉より魚が良いというように、肌にとっても魚の脂のほうが好ましいのです。
その理由は、DHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸が含まれているため。
この成分はホルモンの材料となったり、肌老化を抑制する作用があります。

魚以外から脂質を摂取するなら、ゴマ油や亜麻仁油がおすすめです。
酸化しやすいため加熱せず、生のまま食事に取り入れましょう。
目安は1日3ｇほど、ドレッシングなどに入れて使うと食べやすいですよ。

肌の土台ができたら、ビタミンで一層美しい肌へ導きましょう。
美肌のためにはビタミンA、B、C、Eが重要です。
肌の新陳代謝を促し、健康な肌へと生まれ変わらせることができますよ。

しかし日本女性は、体質によりこれらのビタミンが不足する傾向にあります。
食事を工夫したり、サプリメントを利用して、意識的に摂るようにしましょう。

・ビタミンの摂取方法
ビタミンを効果的に摂るためには、色々な食品を食べることが大切です。
食事が偏れば、も偏ってしまいます。
ビタミンは卵、野菜摂れるビタミン、レバーなどに多く含まれていますから、これらを少しずつ組み合わせて食べるようにしましょう。

美肌を作るには、スキンケアだけではなく内側からの栄養補給が大切になります。
しっかりと栄養を補給して、美しい肌を維持して下さい！