毛穴が開いてしまって、さまざまなケアを試したけど効果を得られないという方は多くいらっしゃいます。

「一度開いた毛穴はなかなか元に戻らない」という言葉をよく聞きますが、毛穴は皮膚の一部なのでシミやシワと同じように、一度開いてしまうと改善がとても難しいです。
開いてしまった毛穴をもう一度引き締めて目立たなくするには、どのような治療法を行えばいいのでしょうか？

今回は、開き毛穴に効果のある3つの治療法を紹介します。

開き毛穴が原因で化粧を濃くしたり過度なスキンケアを行ったりして、どんどんと肌の状態が悪化してしまう方は少なくありません。
セルフケアで改善出来ないほどの開き毛穴は、一度きちんと医師の診察を受けた上で治療を受けて改善することをオススメします。
では、開き毛穴に効果のある治療法にはどんなものが挙げられるのでしょうか？

・ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に酸性の薬剤を塗って、古くなった角質や毛穴に詰まっている角栓や老廃物を除去する方法のこと。
余分な角質、角栓などを取り除くことで皮膚の新陳代謝を高め、肌の再生を促すことができます。
毛穴の開き・シミ・シワ・たるみなど、あらゆる肌トラブルの改善が見込める治療法として多くの女性に人気です。

またピーリングは自宅でも行うことができ、使用するものも重曹やヨーグルトなどお手軽なものなので、興味があるという人は一度試してみてはいかがでしょうか。

・レーザー治療
レーザーの熱唱射の力を使い、真皮層のコラーゲンに刺激を与える方法です。
刺激されたコラーゲンの影響で、内側からハリのある肌を作る事ができ、毛穴を引き締めることができます。

内側から肌のバランスを整え活発にするので、角栓で毛穴が塞がれた黒ずみ毛穴・開き毛穴に効果的だとされています。
コラーゲンの再構築や皮膚の再生を促すので、表面上の引き締めではなく肌の奥底からの肌質の改善が期待できるのです。

・高周波
乾燥肌やたるみ肌で毛穴が繋がってしまい、涙袋状のたるみと毛穴の開きが目立ってしまう方にオススメなのが高周波治療法です。
電気エネルギーのひとつである高周波RFを真皮層などの深層部まで届けて、コラーゲン・繊維組織を加熱して伸縮させます。
肌の奥底まで高周波RFが行きわたるので、肌を引き締めて毛穴周辺の肌をキメ細かくすることが期待できるそうです。

開き毛穴は毛穴の問題だけではなく、周辺の皮膚がたるんでしまうことも原因なので、効果的だと言えるでしょう。

治療後は、きちんと毛穴も引き締まり、つるつるとした肌を手に入れることが出来るでしょう。
しかし、ケアを行わないで再び毛穴が開いてしまっては元も子もありません。

どの治療法を行っても、治療後は肌が乾燥しやすい状態なので、保湿をしっかりと行いましょう。
摩擦や紫外線の影響を受けやすく、色素沈着を起こしてしまうこともあるので、洗顔やメイクの際は力を加えず、保湿力のある化粧水などを使ってきちんと肌の潤いを保つようにしてください。
開き毛穴は、女性のコンプレックス代表とも言える肌トラブルです。
自分に合った方法を考えた上で、改善に向けて治療を行ってみてはいかがでしょうか。